関連書籍


『オテサーネク-妄想の子供』

(オテサーネク ストーリーブック)

発行:工作舎 

著者:ヤン・シュヴァンクマイエル



長篇第4作『オテサーネク』の物語とシーンをシナリオから再録し豊富な画像で紹介。ヤン・シュヴァンクマイエルやエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー、プロデューサーのヤロミール・カリスタ、主演女優のヴェロニカ・ジルコヴァーのインタビューも収録。

 

『ヤン・シュヴァンクマイエル創作術』

発行:東京カレンダー
長篇第6作『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』の公式読本。土居伸彰の構成で、脚本、イメージボード、絵コンテ、撮影用技術台本を紹介し、切り絵素材の撮影やアニメーション用絵コンテ、切り絵アニメーションの撮影などシュヴァンクマイエルの映像の秘密・創作術を公開。監督の作品解説、ヤロミール・カリスタのインタビュー、若木信吾、名越康文、金子國義、山村浩二のエッセイも収録。


『yaso(夜想)特集:シュヴァンクマイエル』

発行:ステュディオ・パラボリカ
シュヴァンクマイエルへの質問や、アンケート、監督による『オテサーネク』と『ファウスト』の解説、ヤンとエヴァの大規模な展覧会の際に刊行された『ANIMA ANIMUS ANIMACE』よりフランチシェク・ドリイェの書いた論文を紹介。

赤塚若樹による全作品解説、手塚眞、佐野史郎、川村二郎、高山宏のエッセイや、沖真理子によるチェコのロケ地やヤンとエヴァの作品が買えるガンブラ・ギャラリー、アタノルスタジオなどを巡った「シュヴァンクマイエル巡礼の旅」も収録。

 

 

『シュヴァンクマイエルの博物館』

発行:国書刊行会 

著者:ヤン・シュヴァンクマイエル 

編集・翻訳:くまがいマキ+ペトル・ホリー
シュルレアリスムの美術家としての作品を豊富なカラー画像で紹介。初期ドローイングや、フロッタージュ、メディウムドローイング、セラミック、コラージュ、触覚主義(「手ぶりの彫刻」や触覚の実験、触覚の詩など)、初期オブジェ、博物誌のキャビネット、錬金術などを網羅し掲載。フランチシェク・ドリイェの論文と布施英利のエッセイも収録。


『不思議の国のアリス』

発行:国書刊行会 

著:ルイス・キャロル 画:ヤン・シュヴァンクマイエル
フロッタージュ、切り絵、メディウムドローイングなどの技法を使ったコラージュ画像で、独自のアリスの世界を構築。

『人間椅子』

著:江戸川乱歩 画:ヤン・シュヴァンクマイエル
「触覚的な物語」として作品を読み解き、フロッタージュ、切り絵、メディウムドローイングなどの技法を使ったコラージュ画像で、触ることへの欲望、フェティシズムを視覚を通して表現。


 

『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展

 ―映画とその周辺』

2011年、ラフォーレミュージアム原宿で開催された展覧会の図録。エヴァの絵画、映画、ヤンのコラージュ、ドローイング、フロッタージュ、グラフィック、オブジェ、触覚主義の図版を紹介。また、日本で出版された「アリス」「人間椅子」「怪談」やオリジナルの木版画も紹介。細江英公によるシュヴァンクマイエルの撮影や巌谷國士、椹木野衣、赤塚若樹、フランチシェク・ドリイェ、ペトル・ホリー、保坂健二朗、小宮義宏のエッセイなども収録。

『シュヴァンクマイエルの世界』

発行:国書刊行会 

著者:ヤン・シュヴァンクマイエル 

編集・翻訳:赤塚若樹 図版構成:くまがいマキ
『ANIMA ANIMUS ANIMACE』よりインタビュー、『ファウスト』撮影日誌や「悦楽共犯者」についての文章、夢日記、触覚芸術に関する文章などを再録。また『Hmat a imaginace』より「視覚と触覚の対話」や「地下室にて」、『アッシャー家の崩壊』についての文章などを再録。ANALOGONより夢日記や舞台挨拶、「人形劇を賛美する」などを再録。シュヴァンクマイエルの多面的な活動と思索を豊富な図版と共に紹介。


『怪談』

発行:国書刊行会 

著:ラフカディオ・ハーン 画:ヤン・シュヴァンクマイエル
小泉八雲の名前で日本で親しまれるラフカディオ・ハーンが、「百物語」などの日本の古典から採った「耳なし芳一のはなし」や「ろくろ首」「雪おんな」といった怪談に、シュヴァンクマイエルが西洋の物語挿絵と日本の浮世絵などを絶妙にコラージュ。




『鏡の国のアリス』

発行:国書刊行会

著:ルイス・キャロル 画:ヤン・シュヴァンクマイエル
『不思議の国のアリス』同様、無機物と動物・植物、様々な素材をコラージュし、不思議な生き物たちを生み出す、ユニークでポップな新しいアリス。

『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 〜アリス、あるいは快楽原則〜』

2007年、ラフォーレミュージアム原宿で開催された展覧会の図録。博物誌、操り人形、アルチンボルド/判じ絵、錬金術(秘儀)、触覚主義、夢とエロティスム(快楽原則)、物語、アリスの図版を紹介。ヤンとエヴァの文章や、布施英利、山形浩生、粕三平、ロディ・オン、阿部賢一のエッセイなども収録。